前回はダッシュボードに折れ線グラフを表示する方法を説明しました。

しかし、前回作成した折れ線グラフには、

  • データ系列の名前としてテーブルの列名がそのまま表示されている
  • ペインのタイトルが「図表1」という仮の名前のままである
  • ヘルススコアが全期間を通して低い場合には縦軸が自動調整されて最大値が100以外の数値になってしまう

といった問題がありました。
そこで今回は図表の表示を調整する方法を説明します。

折れ線グラフのデータ系列の名前

折れ線グラフのデータ系列の名前は、デフォルトではクエリデータで指定したSQL文の実行結果の列名がそのまま使用されます。

そのため、SQL文のAS句に記述したHEALTH_SCOREの代わりに、ユーザーに意味が伝わる列名(表示用の列名)を記述することで表示を変更することができます。

しかし、SQL文中に表示用の列名を直接記述する方法だと、変更の度にSQL文を編集する必要が生じるため後々のメンテナンスが面倒となります。

これを避けたい場合は、下記の手順で表示用の列名を別途設定することができます。

クエリデータをクリックして選択し、「行の設定」をクリックします。

クエリデータをクリックして選択し、「行の設定」をクリック

左ペインで表示用の列名を設定したい列をクリックし、右ペインのキャプションに表示用の列名を入力して、右上の「完了した」をクリックします。

次の画面で「適用する」をクリックします。

左ペインで表示用の列名を設定したい列をクリックし、右ペインのキャプションに表示用の列名を入力して、右上の「完了した」をクリック

なお、ここで設定した表示用の列名は、図表のデータ系列の名前だけでなく、グリッドに接続した場合には表の列名として表示されます。

折れ線グラフのペインの名前

図表に限った話ではありませんが、これまでは、ペインのタイトルにグリッド1、ゲージ1、図表1といった仮の名前が表示されていました。
ペインのタイトルは下記の手順で設定することができます。

グリッド、ゲージ、図表など(緑色のツール)をクリックして選択し、名称にペインのタイトルを入力して、「適用する」をクリックします。

グリッド、ゲージ、図表など(緑色のツール)をクリックして選択し、名称にペインのタイトルを入力して、「適用する」をクリック

折れ線グラフの縦軸の最大値

折れ線グラフの縦軸の最大値は、デフォルトでは対象データの値の範囲をもとに自動調整されます。

ヘルススコアは満点が100点であり、最大値を100とすることで直観的に把握しやすいグラフとなりますが、全期間を通して値が低いと例えば最大値が50となってしまう場合があります。

これを防ぐためには、下記の手順で最大値を設定します。

図表をクリックして選択し、「Y軸の最大値」に設定したい数値を入力して、「適用する」をクリックします。

図表をクリックして選択し、「Y軸の最大値」に設定したい数値を入力して、「適用する」をクリック

折れ線グラフ以外の図表の例

ここまで図表の種類として折れ線グラフ(デフォルトの系列型=線)を使用してきましたが、この他にも図表のプロパティを変更することで、縦棒で値を表示する「行」、横棒で値を表示する「バー」、データポイント間を曲線で繋げる「スプライン」、折れ線グラフの下側を塗り潰す「面積」などを選択することが可能です。

折れ線グラフ以外の図表の例

この他にも図表のプロパティでは、縦軸と横軸にラベルを追加したり、表示するデータ系列を追加したり、追加したデータ系列を積み上げ表示したり、データ系列の表示色を指定したり、異なる種類のグラフを同時に表示したりする事が可能です。

折れ線グラフ図表の例

折れ線グラフのデータ系列の名前、縦軸の最大値、各ペインのタイトルを変更したダッシュボードを示します。

折れ線グラフ以外の図表の例

まとめ

今回は図表の表示の調整方法を説明しました。

今回までに説明した内容と下記のサイトで公開しているテーブル情報を組み合わせることで、単純な(静的な)ダッシュボードを作ることができます。

SysTrack技術情報ポータル

次回はダッシュボードのパーツ間のデータ連携について説明します。これができると複雑な(動的な)ダッシュボードも作れるようになります。

前回までの「SysTrackのDashboardを使いこなそう」