SysTrack と言う製品について聞いたことがある方はどの程度いるでしょうか。
聞いたことがある人でもあまり詳しく知っている方は少ないかもしれません。
「VDIのアセスメントツールのようなもの」とか「仮想環境に特化した監視ツールのようなもの」のような断片的な理解の方も多いのではないかと思います。

SysTrackとワークスペースアナリティクス

SysTrack は 運用監視のための機能であったり、VDIプロジェクトのようなデスクトップトランスフォーメーションに対するアセスメントを行うための分析を行ったりする機能も提供していますが、わたしたちは、SysTrack はワークスペースアナリティクスのための製品であると説明しています。

SysTrack を通じてIT担当者がユーザーのワークスペースの利用状況や問題を詳細に把握・分析することによって現在ご利用のテクノロジーを継続的に最適化するための知見を与えることを目的としています。

IT担当者の方もデータセンターに置かれているサーバーの稼働状況や障害の発生状況は詳細に把握していても実際にユーザーの端末レベルで起こっていることは、数も多く、物理的にも分散していることもあって、なかなか詳細に把握できていないことが多いのではないでしょうか。

それでもIT担当者の方はユーザー部門にヒヤリングを行ったり、アンケートを行ったりしながら少しでも詳細に把握しようとしていますが、担当者やユーザーの主観を排した客観的な利用実態の把握には苦慮されているのではないかと思います。

ワークスペースアナリティクスでは多数のデータからユーザーの生産性にかかわる重要な問題や、アプリケーションレベルでの利用状況まで掘り下げて、客観的な知見を得ることができます。

SysTrackとワークスペースアナリティクス

SysTrackによる ITの見える化

現在VDI環境を運用されている方や端末管理をされている方で以下のような質問に対して迅速に答えることができる方はどの程度いるでしょうか。

  • ユーザーは今ストレスなくシステムを使えているか?
  • Outlookの起動が今朝遅かった理由は何か?
  • 今配布しているPCは新しいOSで動作するか?
  • また特に問題となるアプリケーションは何か ?
  • ユーザーが使っていないソフトウェアはどれか?
  • 性能が悪いソフトウェアはどれか?
  • 最近のパッチ配布で性能が落ちるという情報をWebで見たが、エンドユーザーにも影響が出ているか?

このような質問は、端末の台帳情報だけからは答えを得ることが出来ません。
だからと言ってサーバー運用管理のように思いつく限りのトラップを仕掛けて、端末やアプリケーションのエラーが発生するたびにITに通知するような仕組みを作ることも現実的ではありません。
これらは適切に収集された端末情報を分析することによってのみ得ることが出来る視点になります。

一昔前ですと、「よく検証された端末とアプリケーションではこのような問題は展開前に事前につぶされているべきだ」と言う考え方があったのではないかと思います。
しかし、OSやアプリケーションが月単位で更新されるようになり、ユーザー部門も業務の変化に応じて新しいアプリケーションをどんどん導入し、Windows 10やOffice365の世界では年に数回レベルで大きな更新が入ることになりました。
また、利用しているアプリケーションも音声・動画・グラフィックを多用する複雑なアプリケーションがどんどん増えており、端末には多層のセキュリティ対策を施す必要が出てきています。昨今では配布前の確認だけではこのような事象に的確に対処することが難しくなってきました。
このように変化が速く複雑化したワークスペースの見える化に取り組むことがSysTrackの目指すワークスペースアナリティクスになります。

SysTrack概要

ではSysTrackはどのような仕組みでこのような情報を収集しているのでしょうか。

SysTrackは、物理端末や仮想端末に配布したエージェントからSysTrack Masterと言われるサーバーにメトリックを集約し、SysTrack Masterのデータベースに格納したデータを分析します。

エージェントの入ったクライアント側をチャイルドと呼びますが、チャイルドシステムは物理端末だけでなく、WindowsやLinuxで構築されたサーバーやターミナルサーバーなどにも配布することが出来、こちらのデータも収集することによってサーバーやアプリケーションに特化した視点で分析することも可能になります。

※ エージェントは、Windows 7, 8.1, 10 のようなクライアントOSだけでなく、 2008 R2 -2016 のようなサーバーOS、Redhat、SuSE、Ubuntu のようなLinux OS、更にはMacOS などからも情報を収集することが出来ます。(Hyper-V/SCVMMやvCenterからの情報も収集することが出来ます。)

SysTrack概要

これらのエージェントから収集されたデータは15秒間隔の非常に細かい粒度のデータで収集され、アプリケーションのスパイクなども捉えることが出来るようになっています。

SysTrackの分析例

実際にSysTrackを使用するとどのようなことが分かるのでしょうか。

画面の細かい説明などはまた個々の記事で掘り下げるとして、ここではSysTrackの画面イメージを簡単にご紹介します。

利用されていないアプリケーションの一覧

利用されていないアプリケーションの一覧

15秒単位でアプリケーションやリソースの利用状況を確認

System Dashboard

システムのどこで問題が起こっているか?
※中央の黄色い箱が分析対象の端末で緑の線はLatencyやアプリの起動時間を表しています)

System Dashboard

SysTrack の強み - 特許技術に基づくアーキテクチャ

多数のエンドポイントから粒度の細かいデータを大量に集めるという話を聞くと、SysTrackの負荷に対する影響やフットプリントについて気になる方もいるかもしれません。
SysTrackは、 DataMine と言う特許に基づく分散データベースアーキテクチャを採用しており、この点に関しては特に自信を持っています。

SysTrack エージェントの特徴

  • 大規模環境への拡張性
    最大40万シートの導入実績
  • 低いエージェントのシステム負荷
    CPUは0.5%未満、メモリーは50MB程度、Network:日次のアップデートは150Kバイト程度、エージェントによるIOPSは1以下
  • モバイルユースケースに対応
    端末はオフラインでも動作可能
  • エージェントはユーザーモードで動作
    BSODなどを引き起こすカーネルモードドライバーを使わないため、アプリケーションやシステムとの相性問題などは最小に抑えられています
  • 1,000種以上の計測値を自動収集
    ポリシーで選択したメトリックを15秒間隔で収集
  • 長期間の傾向分析が可能
    過去3年分のデータを保持
  • エージェントのプッシュ配信により大量展開が可能
    エージェントの展開時にリブートなどは不要ため、サーバー環境やターミナルサーバーだけでなくフルクローン環境のVDI端末などにも安心して導入することが出来ます

SysTrack をお試しください

今回の記事を見てSysTrackを試してみたいと思った方は、ぜひ無償トライアルをリクエストしてみてください。

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