働き方改革法案が成立しました。いよいよ対策を進めなければなりません。
このような言葉が世の中を飛び交っています。
多くのITベンダーが「テレワークの普及」「残業時間の制限」といったキーワードに合わせた様々な提案をしています。

目次

  1. 働き方改革とSysTrack(その1)従業員の生産性を考える
  2. 働き方改革とSysTrack(その2)SysTrackで提供するデータ
  3. 働き方改革とSysTrack(その3)「働き方ダッシュボード」のご紹介
  4. 働き方改革とSysTrack(その4)リスクのあるオペレーションとユーザーエクスペリエンス

例えば、残業を防止するために「時間が来ると自動的にPCが使えなくなるツール」、勤務中に本当に仕事をしていたか確認するために「何日の何時から何時まで何のアプリケーションを使っていたかを細かく監視するツール」、テレワークのために、「VDI」「Web会議」「ファイル共有サービス」といったテレワークソリューションとして実績を積んだソリューションの検討が活発に行われているようです。

これらのソリューションは恐らく有用ですし、必要な対策であると思います。
しかし、これらの議論の中で大きな心配があります。

  • 残業を2時間しないと業務が終わらない社員に、仕事の見直しをせずに1時間残業を強いたらどうなるのか
  • 労働時間短縮を強制すれば自動的に仕事が効率化するのか
  • 非効率な仕事(楽しくない仕事)をそのまま在宅勤務に移行して社員のモチベーション、生産性が上がるのか
  • 非効率な仕事を変えられない状態で「何日の何時にどのソフトを使っていたか」「誰にメールしたか」を知って意味があるのか

国の定めるテレワーク デイズに参加して働き方改革への積極的な取り組みをアピールすることも重要だとは思いますが、現状の仕事のプロセスに潜む無駄、非効率を改善して生産性を向上しながら法律へ対応していかないと、社員のプレッシャー、ストレスは思惑とは逆に増えるばかりで、誰のための法律なのか、誰のための施策なのか分からなくなってしまいます。
「生産性の向上」という言葉自体は昔から言われており、現実に業務プロセスの生産性に対しては、ERP、SCM、CRM、SFAなどのシステムへは巨額の投資がなされ、業務生産性が大幅に向上しただけでなく、業界のベストプラクティスも上手に導入されてきました。
ところが盲点なのが「従業員の生産性向上」です。当然誰でも「やらなくてはいけない」と言いますが、実際には経営者の皆さんの関心はそれほど高くなく、大きな投資がされることもなく、置き去りにされてきました。
「従業員の生産性を向上する」ためには「従業員が今、どのような働き方をしているのか」を把握するところから始まるのですが、その足掛かりとなるデータを集める仕組みを持っている会社、組織は多くありません。

では、従業員の生産性向上を考えるためのデータとは一体どのようなデータなのでしょうか。

直ぐに集められるのは、一人一人にITサービス利用状況の傾向を見るデータです。
ITサービスの利用時間、使っているアプリケーションの利用時間の割合、アクセスしているWebサイト、ITサービス利用中のユーザーエクスペリエンスの状況などを網羅的に捉え、個人/グループ/全社で比較できれば、間違いなく細かな議論を始めるきっかけにすることができます。

働き方改革ソリューションとして世の中に数多く登場している「見える化ツール」の多くは労働状況を労務管理的に把握し、働き過ぎ、残業超過を防止、検証することに長けており、大局的に従業員の生産性を議論するという観点では「木を見ることはできるが森を見るには適さない」ことに注意が必要です。労務管理は必須ですので各社の目的に合ったものを採用されるべきですが、同じツールで従業員の生産性まで議論することは難しいかもしれません。

SysTrackは、従業員の生産性を議論するためにITサービス利用状況を把握するのに最適なツールです。
誰が何のITサービスを利用しているかを「見える化」することで気になる行動に目を向けることができるだけでなく、そもそも生産性を向上するために導入しているITサービスそのもののトラブルが従業員の生産性を阻害していることもあるので、ユーザーエクスペリエンスの状況を併せてみることで「ITサービス利用の側面から従業員の生産性を考える」という意味で万全の見える化を提供します。さらに、ユーザーエクスペリエンスに影響を与える要因の原因を探るのが得意分野ですので、システム管理としての効果も実証されています。

次回、実際にSysTrackがご提供するデータを詳しくご紹介します。

ところで「SysTrackって何だ?」という皆様に簡単にご紹介します。
SysTrackは、21年前にクライアント仮想システムの見えない部分を見えるようにするために生まれたシステム管理ツールです。誕生当初より一貫して「ユーザーがシステム全体の中で何時、何を使っているかを監視し、ユーザーが直面する遅い、繋がらない、動かない、の原因を短時間で発見する」お手伝いをしてきました。
物理PCだけでなく、VDI/SBCのすべてのユーザーが「何時、どのアプリケーションを使い、どのWebサイトにアクセスし、その時にシステムリソースはどう動いたか」という皆さんが知りたいデータを21年間採り続けてきたツールだから、ユーザーの生産性を改善するヒントが提供できるのです。

詳しい製品詳細は、こちらをご覧ください。