前回の「働き方改革とSysTrack」では、SysTrackの標準画面を使って、ユーザーの働き方にアプローチしました。
組織全体、グループ毎、個人のレベルで基本的な情報を簡単に見たい、「働き方の見える化をしたい」と多くのお客様からリクエストを頂戴しています。
そこで、「働き方見える化」の入り口としてDashboard Builderを使って「働き方ダッシュボード」を作成しました。

目次

  1. 働き方改革とSysTrack(その1)従業員の生産性を考える
  2. 働き方改革とSysTrack(その2)SysTrackで提供するデータ
  3. 働き方改革とSysTrack(その3)「働き方ダッシュボード」のご紹介
  4. 働き方改革とSysTrack(その4)リスクのあるオペレーションとユーザーエクスペリエンス

下記の2つのダッシュボードをご用意しました。

一つ目は、全社、グループ単位でユーザーがどのアプリを何時間使い、どのWebサイトに何時間アクセスしたかが一目で分かるダッシュボード。

二つ目は、上記の情報を個別のユーザー毎に確認するダッシュボードです。

この2つのダッシュボードの使い方をご紹介します。

先ず、それぞれのダッシュボードにおける、ユーザーの分類方法です。

働き方傾向の見える化が目的であれば所属部門での分類となるでしょうし、ITサービスの品質改善が目的であれば、利用しているシステムでの分類が良いかもしれません。下記は、利用システムごとにユーザーを分類したものです。
もう一つの視点が、IT利用傾向による分類です。
オフィスの中だけでITサービスを利用する方、オフィスの外でもITを利用する方、多くのデバイスを使い分けている方。そして、ITサービスの利用の量という視点では、昔からよく使われている「パワーユーザー」「ナレッジユーザー」「タスクユーザー」です。SysTrackでは「ワークスタイルと役割」による分類と呼び、この組み合わせを「ペルソナ」と呼んでいます。

同じグループ内でも、担当や役職、責任範囲によってITサービスの使い方も変わりますので「グループ」と「ワークスタイルと役割」を組み合わせて比較することで、何らかの気づきが得られるはずです。
例えば、

  • 同様の業務を行う部門間のIT利用状況と業績を比較すると、ITサービス利用のベストプラクティスが分かるかもしれない。
  • 部門内のメンバー間のIT利用状況を比較すると、作業負荷とスキルのバラつきが見えてくるかもしれない。
  • 比較により、ユーザーをIT利用パターンで明確に分類できれば、提供するITサービスを見直し生産性をより向上できるかもしれない。
Aグループのペルソナ
Bグループのペルソナ
Aグループのアプリ利用状況
Bグループのアプリ利用状況
AグループのWebアクセス状況
BグループのWebアクセス状況

同様に、個別ユーザー毎のアプリケーション利用時間、Webサイトアクセス時間も下記の様に表示します。
個人のITサービス利用状況を見える化する意義は前回ご紹介した通りですが、より分かりやすい画面になっています。

ユーザーAさんのアプリケーション利用状況
ユーザーAさんのWebサイトアクセス時間
ユーザーAさんのWebサイトアクセス回数

このように、「働き方ダッシュボード」では組織全体的、グループ毎から個人のレベルまで掘り下げてIT利用を把握することが可能です。

次回は、念のため、ユーザーのリスクのあるオペレーションとITサービスの性能そのものがユーザーの生産性を損なっていないか、ユーザーエクスペリエンスについてみてみましょう。