前回は、ユーザーをITサービス利用の傾向で分類し、利用状況を比較しました。
ここまでで、色々な気づきがあると思いますが、今回は、先ずユーザーがリスクのあるオペレーションをしていないか見てみましょう。

目次

  1. 働き方改革とSysTrack(その1)従業員の生産性を考える
  2. 働き方改革とSysTrack(その2)SysTrackで提供するデータ
  3. 働き方改革とSysTrack(その3)「働き方ダッシュボード」のご紹介
  4. 働き方改革とSysTrack(その4)リスクのあるオペレーションとユーザーエクスペリエンス

リスクのあるオペレーションとは下記のようなことを指します。

  • 外部ファイル共有サービスの利用、ネットワーク帯域消費量の増加、USBメモリ利用、不自然な量の印刷、データが不適切に扱われているかもしれない。
  • 新規のアプリケーションが管理者の知らないところでインストールされている、業務をITがサポートしきれておらず、ユーザーが不適切なツールを選択しているかもしれない。
  • マルウェアが侵入し、システムリソースを大きく消費しているかもしれない。
  • 生産性向上のために展開したソフトウェアの利用率が低く施策効果が出ていないかもしれない。
  • 費用が発生しているソフトウェア、大きなリソースを消費するソフトウェアが使われていない場合。
  • 夜遅くのログオフが多く、不健全な労働が習慣化されているかもしれない。
  • ユーザーが管理者権限でアプリケーションをインストールできる場合、誤った操作で既存のアプリを消去したり、誤ってアプリをインストールしたり、システム全体に性能劣化を引き起こしているかもしれない。

これらに関連する下記のようなデータを見て気になることがあれば、詳細をユーザーにヒヤリングする必要が出てきます。

アクセスしたWebサイトをもっと詳しく確認したい
利用したアプリケーション
使われていないソフトウェア

管理者権限で操作しているユーザー

新しくインストールされたアプリケーション

印刷量

最後に、ITサービスそのものにトラブルが発生し、ユーザーの生産性を損なっているという事態も少なくありません。ITを使って仕事をしている時間の内、例えば15%の時間をITサービスに不具合があってイライラしながら生産性が落ちていたとすれば、1年の内2ヵ月近くの時間は「良い仕事」が出来ていなかったことになります。
ユーザーエクスペリエンスを客観的に管理し、トラブルの原因に早めに手を打っていくことが従業員の生産性向上にどれだけ重要で効果があるかご理解いただけると思います。

ユーザーエクスペリエンスの全社平均
個別ユーザーのエクスペリエンス

これまで4回に渡り従業員の生産性を考えるための見える化のお話をしてきました。
繰り返しになりますが、働き方改革は決して法律対策ではありません。従業員の仕事のやり方、生産性を考える良い機会です。
社内システムは常に有用なデータを生成していますので、データを収集して見える化する良い方法を考えてみましょう。
SysTrackがご支援します。