先日USで最新バージョンSysTrack 9.0がリリースされました。今回のリリースの背景と最新バーションについて簡単にご紹介します。なお日本での提供開始は、2020年第一半期を予定しています。

従来、エンタープライズITの重要な役割は、デスクトップを構成するすべてのもの提供および管理することでした。何十年もの間その管理方法は、ネットワーク監視、アプリケーションパフォーマンス監視、MDMなどに個別ツールを使用する形をとってきました。

しかし今日では、クラウドコンピューティング、BYOD、Windows as a Serviceなど様々なテクノロジーの出現により、従業員のワークスペースが多様化、そしてその環境と管理が複雑化していることで、ユーザーのパフォーマンスおよびデジタルエクスペリエンスとIT活用の把握が困難になってきています。

最新バージョンのSysTrack 9.0では、IT管理者がワークスペースを構成するすべてを管理することを可能にします。そしてユーザーのデジタルエクスペリエンスを分析し、ユーザーが直面する問題を予測して積極的に解決します。デジタル エクスペリエンス モニタリング機能をAIOpsと組み合わせたことで、統合されたクロスドメイン監視とデバイス間の傾向を監視し、観察された行動と変化を相関させ、問題の自動修復も可能にしました。

SysTrack 9.0の最も注目すべき機能

プラットフォームサポートの拡張

Android OSのサポート:BYOD環境のユーザーエクスペリエンス分析をサポート。ハードウェアとソフトウェアの詳細、アプリケーションパッケージの詳細、ネットワークパケットやWifi接続強度の情報、CPU・メモリ・バッテリーの利用状況などの分析が可能になりました。

AIOps の拡充

センサーベースの問題分析:エラーや画面変更のような明確な問題が起こっていなくてもSysTrackの多彩なセンサーが多角的な影響分析を可能にしました。また、Windows 10やOffice 365の更新をトリガーに起こる大規模な変更に合わせて発生した事象を効果的に把握する機能を強化しました。一部追加された AIOps の分析機能をご紹介します。

  • センサートレンド:指定した期間内で解決したセンサーと新規に発生したトリガーを分析
  • Root Cause Analysis:センサーの発生と関連が疑われる変更情報の相関を分析
  • Adverse Impact Of Changes:最近に行われた変更と発生したセンサーの相関を分析
     

Cloud First – TLS ベースのステートレスな通信

エージェントとチャイルド間の中心はハイブリッドクラウド環境での利用を見据えて、HTTPSですべてやり取りされるようになりました。これにより社外からのアクセス時などでもWebアクセスが可能な環境であればSysTrackとシームレスに利用できるようになりました。

新しいアクションモデル

SysTrack 9.0 では、SysTrackで検知した問題を多彩なアプローチで修復できる新しいアクションモデルを導入しました。これによって問題を分析するだけでなく、これまで以上に問題復旧までも行うことが出来るプラットフォームとして SysTrack を活用していただくことが出来るようになります。

  • Sensor Action:Kits から SysTrackで利用できるアクションの一覧(アクションプロファイル)を入手できるようになりました。
  • Assisted-Heal (Resolve):Resolveの管理者アクションから登録されたアクションを対象のエンドポイントに対して実施できるようになりました。
  • Mass-Heal:AIOps の画面から特定のセンサーを検知したエンドポイントに対して手動で登録されたアクションを実行できるようになりました。
  • Auto-Heal: Role毎に特定のセンサーにアクションを紐づけることが出来るようになり、特定の問題を自動で修復することが出来るようになりました。

SysTrack 9.0にご興味がございましたら個別にご相談ください。

日本での提供開始は、2020年第一半期を予定しています。それまで順次SysTrack 9.0の情報をご紹介していきますので、ご期待ください。

USのブログ:
Introducing SysTrack 9.0: Ground-breaking Monitoring and Automated Resolution

デモ動画(英語):
SysTrack 9.0: IT Self-Service and Support Demo
SysTrack 9.0:  AIOps Demo